共通凡例
一.各底本は以下の通りである。底本がWeb上にある場合には、そのURLもまた添えた。
『唐詩選』(未着手)
明の李攀龍?の撰、前野直彬の注解
平成14年12月25日第3版(上)、平成14年11月15日第2版(中)、平成15年8月25日第3版(下)、岩波文庫
『漢官六種』(未着手)
清の孫星衍等の輯
https://archive.org/details/02087190.cn
https://archive.org/details/02087191.cn
参考:『漢官六種』周天游の点校、1990年9月第1版、中國史學基本典籍叢刊、中華書局
孫星衍(1753-1818)
http://zh.wikipedia.org/zh-cn/%E5%AD%99%E6%98%9F%E8%A1%8D
『博物志』
西晉の張華の撰、清の周心如の案併輯補
道光7年(1827)7月の序、紛欣閣叢書7,8
http://books.google.co.jp/books?id=nHoqAAAAYAAJ
『漢書補注』
東漢の班固・班昭の撰、唐の顔師古の注、清の王先謙の補注
光緒26年(1900)2月の序、虚受堂本、津田左右吉旧蔵本
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/bunko01/bunko01_01818/
王先謙(1842-1917)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%85%88%E8%AC%99
『三國会要』
清の楊晨の撰、光緒庚子(26年、1900)7月の序、江蘇書局
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wa04/wa04_06348/index.html
https://archive.org/details/02087735.cn
参考:民國64年(1975)3月3版、楊家駱主編、中國學術名著第二輯、歴代會要第一期書第四册、世界書局
http://www.e3ol.com/library-list-43.html
一.底本の字には基本的には手を加えてはいないが、一部、strong タグで字を強調した箇所がある。見やすさを向上させるとともに、利便性を図るためである。
一.底本と世界書局本との間に見られる文字の異同は、主だったものに限り、【世界書局本作:】等という体裁で文中に挿入し、世界書局本に於ける校点者氏の注釈は、【世界書局本注:】等という体裁で全て文中に挿入した。底本を尊重するとともに、氏による研究の成果を活かさんとする意思である(これについては、著作権保持者よりご意見を頂き次第、可能な限り即刻削除します)。
楊晨(1845-1922)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A8%E6%99%A8_%28%E6%B8%85%E6%9C%9D%29
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/db-machine/kansekitenkyo/FA019705/0254053_005178.htm
『十八史略』
元の曾先之の編次、明の陳殷の音釋、明の王逢の點校、何景春の捐俸刊(俸を捐て刊す)
明治43年(1910)7月重野安繹の解題、『漢文大系 五 十八史略・小學纂注・御注孝經・弟子職』、1997年3月1版2刷、臺灣新文豐出版公司印行
重野安繹(1827-1910)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E9%87%8E%E5%AE%89%E7%B9%B9
『後漢書集解』『續漢志集解』
劉宋の范曄の撰、唐の李賢等の注、西晉の司馬彪の撰、梁の劉昭の注補、民國の王先謙の集解
乙卯(民國4年、1915)8月の序、虚受堂本、二十五史5,6、藝文印書館印行
『晉書斠注』
唐の房玄齢等の撰、民國の呉士鑑・劉承幹の斠注
己未(民國8年、1919)5月の呉士鑑の序、丁卯(民國16年、1927)9月の劉承幹の序、二十五史8,9、藝文印書館印行
一.中華書局点校本を参照し、適時段落を設けた。
一.底本と中華書局点校本と間に見られる文字の異同は、【suite注:】という体裁で文中に挿入した。
但し、単なる異体字の異同や、意味の通用の場合は除いた。
(例)于於,
亡忘,
俊儁雋,
修脩,
倦勌,
倮裸,
傲慠,
僚寮,
克剋,
剿勦𠞰,
勑敕,
勠戮,
協叶,
噽嚭,
坐座,
埽掃,
堇菫,
妊姙,
孰熟,
宇㝢,
寔實,
屑㞕,
岐歧,
崕崖,
强彊,
徧遍,
惷蠢,
愆𠎝,
愞懦,
懽歡,
挂掛,
揚楊,
敺驅,
斅斆,
暫蹔,
椁槨,
歎嘆,
潔絜,
犁犂,
瑣璅,
疎疏,
祇祗,
稸蓄,
粗麤,
繦襁,
耶邪,
肄肆,
艸草,
莅蒞,
蒱蒲,
衽袵,
謫讁,
跡迹,
遁遯,
韵韻,
駁駮
一.当該漢籍に於いては、「墳墓」等を意味する「冢」を、全くの異字である「冡」に作っている個所が多い。これについては注釈を入れていない。
呉士鑑(1868-1934)
http://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E5%90%B3%E5%A3%AB%E9%91%91
劉承幹(1882-1963)
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E6%89%BF%E5%B9%B9
『三國志集解』
西晉の陳寿の撰、劉宋の裴松之の注、民國の盧弻の集解
民國25年(1936)9月の序例、二十五史7、藝文印書館印行
参考:『三國志集解』錢劍夫の整理、2009年6月、上海古籍出版社
盧弻(1876-1967)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%A7%E5%BC%BC
『二十五史補編』
二十五史補編編委会の編、民國24年(1935)12月の顧頡剛の序、北京図書館出版社
萬斯同(1638-1702)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%96%AF%E5%90%8C
黄大華(1855-1910)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%83%E5%A4%A7%E8%8F%AF
http://www.labtud.com/article-2412897-1.html
顧頡剛(1893-1980)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%A7%E9%A0%A1%E5%89%9B
原文の修正について(追加、修正中)
一.原文中の以下の左の字は、基本的に右の字に修正した(サロゲート・ペアは可能な限り、使用を見送った)。